L-カルニチン

L-カルニチンは、脂肪組織に蓄積された脂肪酸をミトコンドリアにまで運び、生命活動に必要なエネルギー生成過程を促進する役割を担っています。
必須アミノ酸であるリジンとメチオニンを原料として、主に肝臓や腎臓で生合成されます。

効果

脂肪燃焼やエネルギーへの変換に大いに関与しており、その主な働きとして「筋肉を動かす為のエネルギーを作り出す」という重要な役割があります。

「ミトコンドリア」の内部に脂肪酸を運ぶだけでなく、細胞内の不要な老廃物を「ミトコンドリア」から排出させる事であり、その働きが出来る唯一の物質です。
ダイエット効果として、運動によって分解された脂肪酸を、エネルギー生産工場であるミトコンドリアまでスムーズに運び、脂肪を燃焼させます。

L-カルニチンが不足していると、効率よく脂肪を燃焼させる事が出来ません。理想的なダイエットを行う為には、L-カルニチンの存在が必要です。
不足した状態で運動を続けるとダイエットに繋がるどころか、単に疲労が蓄積されるだけの可能性があります。 体内の酸化ストレスが増大し、老化が加速する事も考えられます。
内蔵脂肪を分解し、燃焼させ、エネルギーへと変換し消費するには、L-カルニチンは必要不可欠な存在！！！

また、このプロセスは体がエネルギーを必要としている時に発生しますので、筋トレや運動を通じて「カロリー消費を促進する」必要があります。

したがって、L-カルニチンを摂取するだけで「痩せる」といった事はありません。
適度な運動を組み合わせる必要があります。